Mueller hut route HIKE

ニュージーランドで一番高い山、マウントクックや氷河湖を見ながら歩いていく。標高1800mにあるミューラーハットはグレイシャーに取り囲まれたような場所にあります。日帰りハイクもできるし、ゆっくり1泊して時間とともに移り変わる景色をじっくり楽しむのも◎

今回、訪れるのは3回目となるミューラーハットに1泊でハイキングに行ってきました。

ON THE WAY TO GO THERE

マウントクックビレッジにあるWhite house hill camp site から歩き始めます。最初はなだらかな舗装された道を歩き、しばらくすると階段が。そこからは中間地点のSealy tarns までずーーっと階段をひたすら上がる。この日は12月後半、真夏の快晴だったので、Sealy tarns までの道がとにかく暑かった。。標高が上がるにつれて、振り返るとマウントクックや美しい氷河湖が見えてくる。きれいな景色に癒されながらなんとか階段を上がっていく。

Sealy tarns から先はオレンジ色のサインを目印に山道を進みます。少し足場の悪いところもでてくるので気を付けて。もくもくと自分のペースでひたすら歩く。標高が上がるにつれて暑さは少し和らいできたけど、日差しはどんどん強くなってくる。

雪渓を歩いてしばらくすると、見晴らしが一気に広がる。マウントクック、セフトンを間近に見れる岩場で最後の休憩。

ここから先は今まで歩いてきた山の裏側へとぐるりと歩きます。セフトン氷河が間近に見えて気持ちが一気に高鳴る。岩場を歩きを終えたら赤いミューラーハットが雪の広場の先に見えてくる。なだらかなのぼりをズボ、ズボっと雪に足を取られながら上がっていく。

小屋の少し手前でこれから下山するという小屋の管理人さんに会った。通常ならミュラーハットはボランティアの管理人さんがいる小屋ですが、今日交代で上がってくるはずだった人がこれず、今夜はだれも管理人さんはいないそう。ニュージーランドのD.O.Cが管理する山小屋ではハットトークと言って、夕方に管理人さんの小話があるのが聞けないのが残念だなーっと咄嗟に思っていたところ、小屋の注意事項と周辺のアドバイスを録音してもいいよっと話し出してくれた。これからマウントクックビレッジまで下りながらすれ違い際に小屋泊の人にはできるだけこの話をしながら下りるそう。

小屋について少し休んでからmt Ollivier の頂上アタック。ミューラーハットから先はマークはないので、積んであるケルンをなんとなく目印に岩場をあがっていきます。稜線に出るとLake Pukaki まで見渡せる絶景。たくさん石が積まれた場所がMt Ollivier の頂上。

TIME AT MOUNTAIN HUT

夕陽にてらされるマウントクックを眺める。

この日山小屋はほぼ満員だった。

すれ違ったワーデンのおじさんのアドバイス通り私たちの部屋の人はみんなアラームを夜中1時にセットして眠りについた。夜中にみんな起きて外の星を眺めてまた明け方までぐっすり眠った。

残念ながら翌朝は雲が多く朝陽は見れなかったけれど、雲海の中を下山していくのを昨日とまったく違った景色で楽しんだ。